夢・目標を持つだけではまだ充分とは言えない

前回は、貴方の夢・目標を見つけるワークを一緒に行いました。
貴方が見つけた夢・目標は、どんな内容でしたでしょう?
貴方が聞いた心の声は、なんと言ってたでしょうか?
貴方が想像した近未来の夢・目標が叶った時、そしてその後の貴方自身のイメージはビジュアルに浮かんできましたか?

 

ところで、なぜ夢や目標が叶った時やその後のことまで想像しないといけないの?と思われたかも知れませんね。
そうなのです。
夢・目標を持つだけでは、まだ充分とは言えないのです。
重要なのは、夢・目標が叶った時、そしてその後の貴方が、貴方自身が望んでいる幸せな状態になれているかどうかということなのです。

夢・目標が達成できた途端に、目指すものが無くなって、無気力になってしまうという、いわゆる燃え尽き症候群のお話をよく耳にします。
おそらく、そういう人は、夢・目標が叶った時、そしてその後の「イメージを想うワーク」をしっかりとやっていなかったからではないかと思います。
比較的すぐに叶う夢や、達成できる目標もあれば、長い年月や一生かかるものも有るでしょう。
それが、困難であればある程、年月がかかるものであればある程、夢・目標それ自体を、あたかも人生のゴールに置いてしまいがちです。
だけど、そうではないのです。
夢・目標は、貴方の人生の中におけるマイルストーン(道標)であって、まだ頂上ではないのです。
大小や道のりの長短の違いはあっても、全ての夢・目標、それ自体が目指しているのは、その夢が叶ったり目標が達成できたりすることで、想いが実現して貴方の人生の満足度を高めることなのです。

 

夢・目標を持つだけではまだ充分とは言えない|畑山和幸法律事務所コラム 希望の玉手箱

 

夢を持ったり目標を立てたりする時は、何か具体的な内容を思い浮かべるでしょう。
例えば、マイホームを購入したい・資格を取得したいといった、何かを得ようとするものや、○○に行きたい、○○をやってみたい、○○になりたいという体験しようとするもの、あと○キロ痩せようとか、営業目標など数値を目指すものなど。
全て実際に手に入れたり、具体的に体験したり、目に見える形で叶ったかどうか、達成したかどうかが明確に判断できるものです。

いっぽうの、夢や目標が叶い、その後の貴方自身が望んでいる幸せな想いは、貴方以外には目に見えないもので、その満足度は貴方しか分からないものです。

例えば、マイホームを購入したら、そこで貴方はどのようにして幸せな気持ちで過ごしているのか、○○に行ったら、○○をやったら、もしくは○○になったら、貴方はどのような充実感や満足感をもって過ごすのかなど。
貴方の「幸せな気持ち」や「充実感や満足感」といった想いは貴方以外には誰にも見えません。
ですが、この想いこそが、貴方の人生の満足度に大きく影響を与えるものなのです。
夢や目標(具体的に目に見えるもの)が叶ったり達成できたりしたとしても、貴方の想い(見えていないけど確実に存在しているもの)の実現ができなければ、貴方自身の人生の満足感は得られにくくなってしまうでしょう。
少し、お話が難しくなってしまいましたね。

 

ところで、夢や目標は見つけられそうだけど、想いをどうやってイメージすれば良いのかが分からないわ、と思われた方もいらっしゃるかも知れません。

安心してください。
このワークでは、目に見える形の夢・目標と、目には見えないけれど貴方の心の中に存在する想い、この二つの実現を目指していきます。
貴方の見付けた夢・目標そして貴方の想いを一緒に描いていきましょう。

 

今年の年末年始は、外出を控える方も多いことでしょう。
ほんの少しだけ貴方のためだけの時間を作って、貴方の夢(目標)に想いを巡らしてみてはいかがでしょうか?
大げさな事では無くて、まずは貴方の身近なことからでも一つ。
そして、来年は素晴らしい一年にしましょう!!

それでは、貴方にも今日が素敵な一日でありますように。
そして、Merry Xmas and Happy New Year

 

夢・目標を持つだけではまだ充分とは言えない|畑山和幸法律事務所コラム 希望の玉手箱

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